2022.7.11
6月23日に、瑞浪市役所に新設された「ミライ創ろまい課(※)」の取り組みに参加されている瑞浪市内3つの高校生・市役所職員の方向けにカードゲームを実施しました!
今回は、初の2町同時開催!計40名ほどの方にご参加いただき、2つの町(A町・B町)に分かれ、同じプレイヤー数という同条件のもと行いました。
とはいえ、序盤から両町動きに違いが見られ、最終的にはその違いが数値にも大きく反映された結果に。
【A町】
人口:9
経済:17
環境:13
暮らし:11
★個人目標の達成度:7/11
【B町】
人口:4
経済:6
環境:9
暮らし:10
★個人目標の達成度:5/11
振り返りの際には、
なぜこのような結果になったのか?
どのような行動がこの結果につながったのか?
また、いずれのチームも個人目標を達成していない結果を踏まえ、
まちで何が起きていたのか?
この状況は、まちにどんなことをもたらしているのか?
といった視点で、それぞれのプレイヤーの立場から、自分自身の行動に対する理解を深めていきました。
ある行政プレイヤーからは、
「利益がゼロでも地方創生の面ではプラスになることがわかった。何をするにも予算が必要で未来を見極めないといけないと思った。」
「自分達の目標を達成することに固執し市のメーターを上げることに意識が向いていなかった。」
また、メーターの変化に着目し背景を振り返った際は、
「どのプロジェクトがメーターに影響があるかを話しながら進めていったら上がっていった。」
目標を達成できなかったプレイヤーからは、
「カードの交換ばかりになっていた」
「メーターに主眼を置いており、個人目標に目が向いていなかった」
などなど様々な意見が出ました。
「自分以外のプレイヤーを把握していたか?」
「自分以外のプレイヤーがどのような目標を持っていた知っていたか?」
という問いについては、思わずハッとする場面も。
また、振り返りの内容はリアルタイムにグラレコしていくという新たな試みも実施しました!
今回は普段とは違う立場での役割や今後担う可能性のある役割を演じていただいたことで、たくさんの気づきや今後のまちへの関わり方を考える上での貴重な体験として受け取っていただけたのではないかと思います。また、「ミライ創ろまい課」プロジェクトにとっても記念すべき最初のワークだったようで、顔合わせの場としても良い機会となったようでした。今後のプロジェクトの歩みが楽しみですね!
このような機会にお声がけくださった瑞浪市役所さん、ありがとうございました!
※「ミライ創ろまい課」の取り組みについてはコチラ