2023.7.7
飛騨市神岡中学校で、6月30日(金)に2年生を対象に防災授業の第2回目を行いました!前回の授業では、「自助:自分・家族の安全を守る」について学び、「今日からできる自分・家族を守るための備えは何か?」について考えてもらいました
今回のテーマは「共助:地域など周囲の人たちが協力して助け合う」です。
まず、「なぜ共助が必要なのか?」について学びました。東日本大震災で被災した方々の体験談を通じて、「共助があったからこそ生きることができた」という事実を知り、地域コミュニティにおける助け合いが被災者の生活の維持に大きな役割を果たしていることを理解しました
次に、個々の強みや中学生としての役割を考えながら、「①災害時に避難所となる学校で自分に何ができるのか?」、「②避難所で求められる力は何か?」、「③避難所でできることは何か?」という3つのステップで考えるワークショップを行いました。
アイデアの中には、「①子どもたちと交流できる能力 + ②子供たちが遊べるスペース = ③中学生が運営する託児所」や、「①面白いことができる + ②リラックスできる環境 = ③中学生によるエンターテイメントタイム」といった、中学生ならではの柔軟な発想の頼もしいアイデアがたくさん出ました
授業の最後には、「今まで避難所で自分たちにできることを考えたことがなかったけど、考えてみたら自分にはたくさんのできることがある」「本当に災害が起きて自分たちにここまでのことができるかわからないけど、できるようになるためには何をしたらいいのか考えたい」というコメントをしてくれた生徒さんもいらっしゃいました
災害時に地域の人々と協力しながら、自分(中学生)が災害時にどのような役割で立ち振る舞えるかについて、考えるきっかけになったら嬉しいです
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