2023.10.1
10月1日(日)、飛騨市民カレッジアカデミック講座が開催されました。
今回の講座は”世界一受けたい減災教室〜防災・減災を「わかる」から「できる」へ〜”という内容で、総勢21名の方々にご参加いただきました
講師には、岐阜大学社会システム経営学環教授の高木郎義先生をお迎えし、減災に関する知識を分かりやすく教えていただきました。講座では、日頃から備えている防災力チェックや、防災をカルタを通じて学び、防災の知識や心構えを身に付けていただきました。
発災直後は交通網の寸断などが考えられ、行政からの公的物資配給が3日以上到着しないことが予測されます。その3日間をどう過ごすか、3日分(9食分)の献立を考えるグループワークが行われました。災害時にお腹を満たせない状況を実際に考えることで、日頃の備えの大切さを実感いただけたかと思います。
講座内では、カップラーメンをお湯ではなく、水で戻した「災害飯」の試食も行いました。実際に食べてみた皆さんからは「水で戻してもこんなに美味しいんだ!」と感心の声が上がりました
参加者の方々からは「ご近所さんとの共助が非常に重要だと理解しました。」「実際に3日間の食事内容に苦戦しました。大変さを実感しました!」などの感想をいただき、減災への知識を深めていただけたようでした。