株式会社Edo

2022.3.19

自身の身の安全と地域の人を同時に守るために、何ができるのか?

  • 風水害飛騨プロジェクト

3/19(土)、今年度最後の災害シミュレーションゲーム「風水害24」を開催しました。参加者は15名で、小学4年生〜70代まで幅広い年代・立場の方が集まってくださいました。

ゲームも2度目3度目の方もいらっしゃいますが、ゲーム中の役は毎回変わるためその立場で起こる迫り来る台風直撃前の24時間でどう行動するか、は考えさせられるものがあるようです。

大切なのはゲーム後の参加者での振り返り。今回も多く聞かれたのは

「自分では早い動きだと思っていてももう手遅れになってしまうこともある。その時に対策を始めるのでは間に合わないことに気づいた」
「その立場に人になりきると、やはり一人一人大事なものが違うので、避難行動を促すのも簡単ではないと感じた。いかに日頃からの信頼関係を築けるかどうか。」

といった、「自分の身の安全」と「地域の周りの人の安全」の両立の難しさという問題でした。
飛騨の方に日頃からコミュニケーションが取れている地域でも、発災時にそれぞれがどのように行動するのか、といった共通認識は作られておらず、少しの情報の違いなどから行動が遅れたり無駄になってしまうこともあります。

このゲームを体験した方達が、持ち帰って身近な人と少しでも「もし〜だったらどうする?」という対話につながればと思います。

「風水害24」のゲームを活用した地域防災の仕組みづくりのプロジェクトは、3月末で一旦の区切りを向かえますが、次年度は特に防災士の皆さんの活動促進につながるような協力ができればと思っています。

弊社で開発した防災タウンウォッチングとともに、防災の学びとして今後も広く展開して行けたらと思っていますので、ご興味のある方はぜひお声がけください^^

写真は危機管理課の重田さんが撮影くださいました〜!市役所危機管理課の皆さん、防災士会の皆さんいつも本当にありがとうございますm(_ _)m

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