飛騨市学園構想とは、飛騨市教育委員会が取り組む飛騨市の教育魅力化プロジェクトです。2019年の開始時よりEdoがこのプロジェクトマネージメント業務を担っています。
予測困難な時代でも、子どもたちの「幸福な人生と持続可能な社会の創り手となる力」を育みたい。そんな思いのもと、人口2万2千人、小学校6校・中学校3校(1つは小中合同)・高校2校・特別支援学校1校が参画し年齢や地域を超えた学びづくりに取り組んでいます。
「志を語り合いしなやかに挑み続ける飛騨びと」を育てることをテーマに掲げ、保育園・学校・家庭・地域・企業が様々な教育活動に取り組んでいます。Edoは教育委員会より委託を受け、民間の立場から、ビジョンづくりや戦略立案のサポート、会議の進行等を通じてプロジェクトの伴走を行なっています。
プロジェクトのコアチーム(意思決定者を含むプロジェクトの事務局メンバーの集まり)は、教育委員会と学校関係者、そしてEdoメンバーで構成され、カリキュラムの検討や活動の広報などテーマごとの部会に分かれ、それぞれが学校や協議会、地域と互いに協力しながら学園構想のビジョン実現に向け活動しています。プロジェクトの推進のため、それぞれが当事者意識をもち具体的に行動することを大切にしています。
Edoの目標は「地方部の教育改革を前に進めること」。「飛騨市学園構想」は全国の同様な地方教育の環境構築においても、重要なモデルになると考えています。学園構想が取り組む「人が育つ地域づくり」は、現在行われている幼児教育や学校教育、社会教育など、どこか部分的なテコ入れによって実現するものではありません。すべての年代を網羅する生涯学習という広い概念で、それぞれの学びを繋げながら地域一体となって大人も子どもも育みあえる社会の実現を目指しています。